初冬の夜長

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日本と同じく、南洋南国の当地においても夏期と冬期を比べればやはり冬期の方が日暮れは早い。いや、もっと正確に言えば日暮始めの時刻はあまり変わらないがトワイライトタイムが短くなるというべきか。
11月中旬ともなれば当地においては冬の始まり、10月頃より次第に日暮は早まり、17時15分くらいからは日暮を思わせる日の陰りとなり、わずかその15分後にはあたりは完全に薄暗くなってしまう。夕暮れは時刻時間ともに日本に比べるとあまりにも素早く、まさにあっという間の釣べ落とし。暮れ落ちるにあまりに風情に欠ける。情緒がない。




「恐らくは国と国民という、個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する、身の震うような怖れであったのだと思います」(美智子皇后)




現役時代には終業時刻の18時になっても夏季は未だ陽もサンサン。帰宅前の数時間を同僚と酒場に立ち寄る日本独特らしいこの習慣に、あまりにも明るすぎてちょっと気の引ける気分をしながらもやはり仲間内には半分アル中の者もいて、残業をしたりぐずぐずする者の尻を叩いて仕事を打ち切らせ、はては村八分にされたくなければ直に仕事を辞めていつもの赤ちょうちん屋へ出勤移動するように脅しをかけたりしていたものだ。

その点、冬季はその日暮具合からそのような逡巡がないだけ気が楽だった。仕事が終わる時刻にはもう陽もとっぷりと暮れ外はまさに申し分のない立ち寄り最適の雰囲気である。酒を飲む以外に何か有用可能な過ごし方が他にあったろうか。有るわけなぞなかろう。誰はばかることもなく誰が異論をはさむこともなく衆議一決連れ立ってその日一日の反省報告会を兼ねて残業出勤直行する。







よく酔っぱらい運転で帰宅したものだったが、古き良き時代だったのだろうし、幸運も味方した。よくぞ事故を誰もが起こさなかった。
今のこの時代に酔っぱらい運転をするなどというのは頭の古いアホウのすることだ。酒が入るのならタクシーにするだろう、誰でもが。時代である。

あんな時代の時間をすべて自分の勉強や研究に費やしていたらば私もきっとノーベル賞候補の疑惑を受けるくらいの身分にはなったのではないかと思うが、無駄な時間消費の長短ではないそうだ、ノーベル賞候補の嫌疑を受ける身分というものは。頭の出来の結果だそうだ。
私は誤解をしてしまった。もはや取り返しもつかぬが、それはそれで良しとしよう。あの先輩、あの親友、この友もまた同じくまた取り返しもつかぬ者同士ゆえ。つつが無きや、はらから。どうか幸せにと折に触れ偲ぶ昨今である。




露が北海道にパイプラインと発電
実質日露同盟、そして北海道が実質的な首都、樺太がマンハッタンになるという事である。
角栄が潰されたエネルギー外交だが高い原油から解放される。
(11月11日 ブログ阿修羅 ポスト米英時代)





これを綴っているこの時に激しい夕立、スコールが襲ってきた。
年末も迫る冬季の今日も暑かった。何故こんな大量の雨なら午後一時なり二時ころに降ってくれないものかと恨めしく思うほど。あの男もあの彼もこの帰途をジープニーでずぶ濡れだろう。ま、こちらでは日本と違っていかにずぶ濡れになろうとも寒さがない分助かるのだが。
日本ならいったん雨が降り始めようものなら2~3日間はしとしとと降るのが尋常。まことにうっとうしいことだが、その点当地の雨は夕刻夜間に降り始め通常は短時間に止んでしまうものだが、まかり間違って夜通し降るにしてもあくる朝には降雨だけは止まっているのが尋常。激しい雨でも明日の予定に安心感がある。

しとしと降るだけが嫌だったのではない、日本の雨は。
子供のころは家が貧しく雨の日に学校へ通うにもゴム靴がない。傘は油紙を施した竹の骨の重たい、半分敗れた見通しのよい傘。小さい体には、後ろから見ればまるで貝殻を背負って移動するヤドカリ、あるいは傘が地を這って動いているように見えたことだろう。
あちこちずぶ濡れになりながら、下駄もない履物もない時は裸足で通った。6月長雨のころは田んぼのカエルの卵が1センチ未満程の小さいな形を持ったカエルに孵り、向かいの田んぼへと道路一杯になって集団で横断をする。それを裸足で踏みつけずには通過できず、足裏もさすがにあまり気持ちは良くない。







雨は怖くない、雨だって考えようによってはおしゃれもできて楽しいではないかと考えることができるようになったのは社会へ出て数年たった、世の中が少しは経済的にも向上してきたころだった。酒の味を覚え、酔ってはジャズ論、文学論、天下国家をいっぱしに口角泡を飛ばして論じていた、また神の差配の強烈、大いに迷惑な狂おしいまでの恋愛感情と将来の希望に胸燃えていた、若気の至りのあのころだったろうと思う。








この一生、「遅咲きの八重、大輪の桜」と認じてきた我が身であるが、どうも「咲かずの屑花」「咲かずの変木」ではあったのか、はや余命点、寿命到達点の方が先に指呼の間に見えて来て、、、、はて?

はらから、元気か。どう悪く転んでもこの私よりは幸せだろう。そうあってくれ、幸せにお過ごしあれかしと祈る。
花も買ってきた。妻と二人で生けよう、今宵は。

この一生を戦火敗戦の中に貧しく生まれ長じても生き方下手で無首尾、一時は並に蓄えた金もあっという間に金に縁断ちされて、今現在を発展途上国に住まう身とはなった。この先もどうも貧乏をかこつけながら死んで行かざるを得ない状況の見通しだ。
目出度さも、下の上くらいかな我が人生、というところか。

いや、女房殿がこんな咲かずの変木でも内助の功を発揮してくれて最後まで助けてくれた幸運を思えば、中の下というところか。
「ぼ、ぼ、僕の幸せは、へ、兵隊の位でいえば、ご、ご、伍長位かなあ? 二人を夕闇が包むんだなあ、、、こ、この窓辺だなあ、、、、」








南洋南国、晩秋冬季の夜長は、めっきり弱くなった酒、吾を人思いに耽させる。
人を思えば山恋し 山を思えば人恋し (百瀬慎太郎)  
深田久弥かと思っていたが、違ったね。
劣後劣敗敗け組の述懐である。


沖縄知事選 翁長氏当選 大慶、慶賀! おめでとう! 感動した!












民宿 グリーンダバオ 
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